輸入タイルや3種類の床材など素材を楽しむ家
打合せは、インターネットや雑誌からお持ち頂いた参考写真をもとに、お施主様とイメージを共有しながら進めていきました。
各階で変えた床材は、1階はオークのパーケットフロア、2階はミャンマーチーク材、3階はオークのヘリンボーンです。1階と3階の床は、無塗装の床を施工し、お施主様ご自身で塗装を行い、味のある仕上がりになりました。
浴室は、天井・壁ともにタイルの仕上げで、サニタリーとの仕切りには、スチールの枠にガラスが嵌め込まれた扉をご希望でした。
床のタイルはお施主様ご自身で、モロッコから輸入したタイル。キッチンの壁やトイレの床にもタイルを使用しています。鉄骨階段は、屋外で使われることが一般的な、縞鋼板を踏板に用いることで、よりシンプルなデザインとなっています。
表面にチーク材を使った各部屋の扉は、フルハイトで枠を埋込むことで、すっきりとした見た目になり、天井・壁には粘土が原料となる、塗料を使用しています。寝室や廊下、トイレには、アクセントカラーを使っています。
LDKは、壁がなくひとつながりとなる空間を実現するために、外壁側の壁を二重にすることで、構造上必要な耐力を確保しています。リビングの空調は、天井埋め込みのエアコンとすることで、空間をすっきりさせることも可能となり、仕切りの無い空間でも、エアコン効率をあげることができています。