こんにちは!東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所ARCHIBLAST(アーキブラスト)設計担当の渡邉です。
暑い夏も終わり、お子様のご入学や保育園の入園の時期を見据えながら、年度末を目指してご新築を建てよう!とご計画し始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
マイホームのご計画には、家族の夢を詰め込んだ間取りを実現して、ご希望の仕様を出来る限り盛り込んでいきたいとお考えになりますよね。
今回は、そんな未来のお施主様に向けて、ARCHIBLASTの「セミオーダー住宅のスケジュール的メリット」について詳しくご紹介させて頂きます!
セミオーダー住宅において、スケジュールの視点からどのように違うのか、どんなメリットとデメリットがあるのかをお伝えさせて頂きますので、ぜひご参考にしてください!
セミオーダー住宅ってなに?
住宅会社には、長年住まい造りに関わりながら積み上げてきた、間取りや商材に関してのノウハウが詰まっています。
ARCHIBLASTは、東京の中でも特に狭小地の多い城南地域での住宅造りを得意とし、やたらと狭小住宅の間取りにも強く、多くのノウハウを持っています。
間取りだけではなく、不動産会社バレッグスとして以前から建設に関わっており、お風呂や洗面化粧台、トイレや床材・建具など、住宅の仕様にかかわる商材に関しても、どの商材がどのように優れているのか、最もコストパフォーマンスの良い商材は何か、と知り尽くしています!
そういったノウハウを土台としてお施主様のご要望を反映させた間取りを作成し、スマートセレクションというコストメリットの高い商材を集めたARCHIBLASTの標準仕様をベースとして住宅設計していく住まい造りが、セミオーダー住宅です。
あらゆるノウハウと情報をベースとして進めていくことで打合せ回数を全5回に絞ります。そのうち2回で間取りを確定させ、残りの3回で設備と仕様を確定していくスケジュールです。
すべての可能性と検討を行うことを前提としている完全な注文住宅では、時間的な制約がなくコストも工数も労力も膨大にかかっていまいますが、蓄積されたノウハウをベースとするセミオーダー住宅では、それらの時間コストを大幅に削減することができます。
セミオーダー住宅の入居までのスケジュール
完全注文住宅と違い打合せ回数を絞ることで、ご契約からご入居までのスケジュールを短くし、竣工までをスムーズに計画して進めていくことができます。
ただしそのためには、予めお施主様にもスケジュールの内容を十分に把握して頂き、もし検討が必要な部分があれば、事前にご準備頂いた上でお打合せを重ねていくことが重要です。
下記に、セミオーダー住宅のご契約からご入居までのプロセスとスケジュールをご説明させて頂きます。
1/5回目:間取り決め
設計委託契約後にこの1回目のお打合せが始まります。
ここでは、ご契約前に事前にヒアリングしたご要望を元に作成した「ご提案図」をベースにします。
その中でご変更が必要な場所があれば、この1回目のお打合せにて全て調整させて頂き、次回間取りが決定できるようにします。
2/5回目:間取り確定
1回目で変更した内容を反映した図面を元にし、窓の高さや位置についても確認します。
この打合せ終了時点で、全ての間取りを確定させます。
ここで言う間取りとは、建築確認申請の図面が作図できる状態まで進めることを言い、建物の配置、構造的な高さや平面、窓の位置、大きさ高さを含みます。
2回目終了後は、建築確認申請提出のための作図を開始すると同時に、構造計算を行います。
3/5回目:仕様決め
ここから住宅設備や仕上げの材料を決めていきます。回数を絞ってお打合せをする中では、標準仕様の中で色をお選び頂く、というのが基本になります。
それ以外の検討をしていては絞ったお打合せの時間の中では納まらなくなります。どうしても変更した部分がある場合は、事前に変更したい仕様を確定して頂いた上でお持ち頂き、ご一緒に確認するという検討方法になります。
4/5回目:仕様・設備・工事費の検討
電気設備や給排水を含めて、全ての仕様を決めていきます。
3回目でお打合せした仕様や変更仕様に関しての工事費の増減の内容も確認します。
通常工事費に含まれないエアコンやTVアンテナ、カーテンについても、ご要望があれば工事に含めながら進めますので、お引越しまでを見越した全ての費用についてお話しもさせて頂き、まとめていきます。
5/5回目:仕様・設備・工事費の確定、請負契約
設計お打合せの最後になります。
検討し、決めた内容のご確認をさせて頂き、工事費の決定がなされましたら、請負契約をさせて頂き、お打合せが終了となります。
現場:地鎮祭・ご近隣挨拶
ご希望がございましたら、現場で地鎮祭を行います。
工事担当は、着工前にご近隣のご挨拶に回らせて頂きますが、このタイミングでお施主様自らご近隣にご挨拶なさる場合が多くあります。
現場:上棟のお立ち合い
上棟が終わり、金物検査が終わったころに、お施主様と上棟後のお立会いを行います。
現場で確認して初めてわかることもありますので、ここで最終的に確認を行い、変更可能な内容があればご対応させて頂いています。
このように、お施主様と設計、現場が、進めながら考え、対応していくことで、全体スケジュールを止めることなく予定の工期を目指していきます。
現場:竣工のご確認
工事が完了し、お引渡しの前に現場でお施主様に竣工確認をお願いしています。天候によっては一部の外構がお立会い後に残る場合等もございますが、お施主様の確認を踏まえて最後の調整を経て工事が全て完了します。その後、お引渡し、決済し、お引越しとなります。
セミオーダーは時間コスパが良い
完全注文住宅では、時間と労力を惜しまず検討しいくことで、すべてのご希望を叶えることができるかと思いますが、その自由度と引き換えに、コストが気になりますよね・・?
住宅づくりの中でも、ひとが動くことでかかる費用の割合は大きくなります。とことんまでこだわりたい、唯一無二のデザインを実現したいという方は、人的コストも時間的コストもかけて完全注文住宅をおすすめします。
セミオーダー住宅では、過去の住宅のノウハウを土台として、ご要望をそこに当てはめながら進めるようになります。絞ったお打合せ回数に収まるように、お施主様にも事前のご準備やご希望の整理をお願いさせて頂き、全体の日程を守りながら進めます。
そうすることで、人的コストと時間的コストをおさえながら、最大のパフォーマンスが出せるようになります!
最後に
いかがでしたでしょうか?
住宅造りは、人生のステップのひとつです。お施主様のお引越し後の暮らしがより豊かなものになるように、お手伝いできればと思っています。
間取りや仕様のご要望もさることながら、大切なスケジュールをご共有し、お打合せのやり方も工夫して、スムーズにご要望を叶えていけるように、これからも尽力してまいります!
最後までお読みいただきありがとうございました!
ARCHIBLAST(アーキブラスト)は、東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所です。
狭小地でも広く感じられる住まいを建てたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。