メリハリ大事!注文住宅で予算オーバーしてしまったときに考えてほしい15のポイント

メリハリ大事!注文住宅で予算オーバーしてしまったときに考えてほしい15のポイント

こんにちは!東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所ARCHIBLAST(アーキブラスト)設計の原田です!

今回は注文住宅を作る際の予算オーバーについて考えていきます!
注文住宅を建てることが決まったとき、気持ちはどんどん高まるでしょう。
そして夢に描いていた事を詰め込んでいくと、どうしても価格は高くなりがち…。
あれもこれもと詰め込んでいくうちに予算オーバーになってしまう方は少なくないはずです。
ではどうしたら予算オーバーを防ぎ、上手な住まいづくりができるのか、ここでじっくり考えてみましょう。

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予算をオーバーしてしまう原因

家づくりを考え始めるときは、2000万円、3000万円という大金の話になりますので、10万円、20万円、そして100万円も安く感じるかもしれません。
お金に関してある意味マヒしてしまいます。
ですから、好きなことをしたくなりますし、また可能だと思ってしまいます。
窓1個増えても価格は高くなりますので、まず冷静かつ慎重になりましょう。

予算オーバーを避ける9つのポイント

1.家の形、屋根の形をまずシンプルに

家の形は凸凹が無く、シンプルな形がおすすめです。
屋根の形もシンプルな方が材料費や人件費がかかりません。
そして住んだ後のメンテナンスという意味でも、コストを抑えることができるでしょう。

2.間取りは間仕切りを減らし、オープンな空間づくりにする

間取りを考えていく上で大事なのは間仕切りを減らし、オープンな空間づくりにすることです。
オープンにすると壁やドアなどの費用がかからず、予算を削ることができます。
1階のLDKや2階の子ども部屋など、間仕切りを無くすことで、節約の他に開放的にもなり、通風や採光を望むことができるでしょう。
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3.水回りスペースの位置をまとめること

キッチン、ユーティリティ、バスルームなどの水回りスペースを隣接させ、2階のトイレは1階の真上にすることで、給排水管が短くなり、材料費や施工費を節約することができます。
この水回りスペースがまとまっていると、使い勝手も良く費用も抑えられるので、おススメしたい間取りの考え方です。

4.できるだけ既製品のドアや建具を使う

規格外の商品を使用するとそれだけ割高になります。
造作家具もそうですが、ステキになる分造作する費用もかかります。
例えばテレビボードやキッチン収納などは既製品のほうがコストを抑えることができます。

5.外壁もシンプルに

外壁材などは複数種類使うと、余るなどロスが出てきて不経済なため、なるべくシンプルなデザインにしましょう。
タイル1種類、塗り壁1種類など同じ物を使うのが節約のコツです。
アクセントに木材などを使うとその分費用もかかりますので注意です。
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6.DIYで、できるだけ自分たちも工事に参加する

ウッドデッキを創ったり、塗り壁など自分たちでもDIYでできればここもコストダウンできますね。
子ども部屋の壁クロスの種類もお子様が小さな間は汚れたり、破れたりしますので、安価な物でも良いでしょう。
また壁クロスは何度も貼り替えできますので、最初から高価な物は必要ないかもしれません。

7.部屋数を少なくする

「家族の数だけ個室を作りたい」と考える方もいるかもしれません。
しかし、部屋数が増えるとそれだけ建具、壁が必要となりコストがかさみます。
予算削減の点からすれば、部屋数をなるべく少なくすることがおすすめです。

8.収納スペースを減らす

「なるべく家具を置きたくないからすべての部屋に収納スペースを作りたい」という方もいるかもしれません。
しかし、費用の面からいえば作り付けの収納スペースをなるべく減らすほうがお得といえます。
例えば、大きめのクローゼットを一つ作って収納したいものをまとめておくのもおすすめです。
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9.窓の数を減らすか、サイズを小さくする

窓の数を減らす、あるいはサイズを小さくすることもコストダウンになります。
西日の当たる窓を減らす、北側の窓は換気用として小さくすると、かえって冷房費の削減になり、かつ開口部が大きすぎないためプライバシーが守れる家になります。
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予算オーバーしそうでも削らないほうがいい6つのポイントとは?

注文住宅を建てる際に削れそうな部分について確認しましたが、予算オーバーになりそうでも削らないほうがいい部分もあります。以下の6つの部分について詳しく見ていきましょう。

1.水回り設備

費用を削れそうな部分ではありますが、住む方が最もこだわりたい部分でもあります。
生活の質を上げるためにも、料理が好きな方はキッチンに、入浴時間が大事だという方は浴室を徹底的にこだわるのもいいかもしれません。
ただし、水回りの設備にこだわると100万円単位で金額が上乗せされる場合もあります。予算と相談しながらどこを優先するか決めてください。

2.屋根や外壁

家の中でも屋根や外壁は、雨風にさらされるため、傷みやすい部分です。
しかし、新築時にそれらの材質や塗装の費用を抑えすぎると傷みが早くなり、早期に外壁改修工事が必要になる場合もあります。
屋根や外壁を長期間きれいな状態で保たせたいのならば、材質や塗装はある程度のレベルのものを使うようにしてください。

3.断熱材

快適な生活のためには、断熱材に関するコストを下げないようにしましょう。
この部分にこだわらないと、暑すぎたり寒すぎたりする残念な家になる可能性もあります。

4.耐震・耐火関連

日本は、地震の多い国です。
免振装置の設置など、耐震に関する部分については節約しないようにしてください。
また、地震だけでなく、火事を防ぐことも大事です。
耐火関連にかかる費用もできるだけ削らないことが賢明です。

5.セキュリティー関連

安心して住むためにも、セキュリティー関連費用を削ることは避けてください。

6.外構

門や庭、駐車スペースなど、外からもすぐに見える部分です。
この部分が家の印象と決めるため、コストを下げすぎないことをおすすめします。
また、住む地域の治安にもよっても異なりますが、外構部分があまりにも寂しいと防犯の面からも問題が生じる可能性も否めません。
そのため、予算を削りすぎずある程度は整えておくようにしてください。
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まとめ

いかがでしたか?
予算オーバーしてしまった時に、どこを削れば良いのか、削らないほうがいいところはどこなのか、参考にしてみてくださいね!
また、予算オーバーを防ぐために、間取りを決める段階から気をつけるべきポイントもご紹介しました。
こだわりたいところにお金をかけるためにも、間取りから節約できると嬉しいですね!

参考文献

HOME4U家づくりのとびら「【注文住宅で予算オーバー】費用を削るテクニックを伝授!削ってはいけない箇所とは?」

ans「予算と予算オーバー」

インターデコハウス「注文住宅で予算オーバー!原因は?削る方法は?」

ARCHIBLAST(アーキブラスト)は、東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所です。
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