デッドスペースなんて作らない!狭小地だからこそ階段下スペースを有効にフル活用しよう!

デッドスペースなんて作らない!狭小地だからこそ階段下スペースを有効にフル活用しよう!

こんにちは!東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所ARCHIBLAST(アーキブラスト)設計の原田です!

今回は階段下を活用する方法についてご紹介します!

狭小住宅の場合、奥行き2730㎜の間に12段の階段を設けることが多くあります。
この場合、一階から二階までは13段で登り切るということになります。
一段の高さを200㎜とすると一階から二階までの高さは2600㎜です。
このような階段下のデッドスペースはどのように活用できるのか見てみましょう!

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1.トイレ


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まずはトイレとして使う場合です。
階段7段目の下は1300㎜取れます。
7段目の下がトイレに座った時の背中側になるように計画すると、座った時に頭があたることもないですし、立っている時も少し圧迫感はありますが頭をぶつける心配はありません。
また、私たちアーキブラストでは圧迫感が気になるなと感じた場合、トイレの床を100〜150㎜ほど低くして天井高を確保する場合もあります。

注意点として、照明、換気、窓の位置に気をつけないと階段とぶつかってしまうことがあります!

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照明に関して、階段下の天井は階段の形に凹凸があります。
ブラケットライトを上向きにつけてみたり、フットライトをわざと上向きにつけてみたりすることで、天井が照らされてその凹凸を1つのデザインとして魅せることができます。

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ただ、階段の位置を考慮せずに窓や換気扇を配置してしまうと階段とぶつかってしまう可能性があるため、窓や換気扇を付ける際は階段のささら(階段の両側にある斜めの板材)にも注意して配置を考えることが大切です!

今回検討しているトイレの天井の高さは下記のようになります。
階段7段目の下:1300㎜
階段8断面の下:1500㎜
階段9段目の下:1700㎜
階段10段目の下:1900㎜
階段11段目の下:2100㎜
階段12段目の下:2300㎜
トイレの中央あたり(階段9~10段目の下)に窓を配置したいと考えた場合、窓の上端は最高で床から1700㎜ほどです。
このようにトイレの壁のどの場所に窓を設置したいかによって高さの制限が違ってきます。
換気扇の位置も同様の考え方です。

2.収納

次に、収納として使う場合について考えていきましょう!

⑴ハンガーパイプ

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階段9段目の下にハンガーパイプを設置すると1700㎜の高さが取れます。1700㎜というと、通常のクローゼットの中に設置されたハンガーパイプの高さと同じくらいのため、コートなどをかけることができます!

⑵奥まで使える

収納となると、5段目の下あたりから使うことができ、平面的に見ると約1帖のスペースが取れます!

⑶1段分の収納

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狭小住宅の場合は大変狭くて玄関収納すら取れない場合があります。
階段1段目の段板(階段の足が乗る部分の板)の下を収納として使う場合、160㎜の高さが取れますので靴の収納として十分に活用できます。
また、この空間をお掃除ロボットの基地として活用することもできます。
(収納内にコンセントを設け、充電ができるようになっています!)

階段下収納はたとえ1段でも大事に使っていけばとても有効な収納になります。色々な工夫を盛り込んで作っていくことが大切です!

3.魅せる収納

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階段の下を見せる収納として活用する方法もあります。
階段特有の形を活かせばおしゃれな収納にすることも可能です!

4.部屋の一部として魅せる!

階段下を壁で閉じずにテレビを置いてみるなど部屋の一部分としての活用方法もあります!
壁で閉じるよりも奥行きが増しますので空間に広がりを与えたい場合にも有効です!
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まとめ

いかがでしたか?
階段下のデッドスペースは
1.トイレ
2.収納
3.魅せる収納
4.部屋の一部として活用
など、たくさんの活用方法があります。
デッドスペースを活用したいとお考えの方は参考にしてみてください!

ARCHIBLAST(アーキブラスト)は、東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所です。
狭小地でも広く感じられる住まいを建てたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。

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