ARCHIBLASTならではの素敵な住まいができました。
“木造耐火建築物”の設計施工ができて、デザインの許容範囲が広く、適正なコストにまとめていくことが得意で、何より狭小住宅の設計施工のノウハウを多彩にもっているARCHIBLASTだからこそ実現できた住まいです。
敷地は緑豊かな大きな公園のすぐそばです。この公園は広域避難所に指定され、付近一帯は防火地域となっています。その為、住みやすく安全ではあるものの、耐火建築物での設計施工が求められます。ARCHIBLASTでは、比較的ローコストな“木造による耐火建築物”のお住まいをご提案させて頂きました。
当初より明確なデザインの方向性をお持ちのお施主様と共に、設計を進めさせて頂きました。キッチン洗面お風呂など、全てを家具造作のように制作するとコストが無尽蔵に上がってしまいます。そこで、力みのない、ラフだけどバランスを崩さない意匠を心掛けて詳細に詰めていきました。更にそこにお施主様のセンスが的確にフィットし、今までにないキッチンをはじめとして、唯一無二のリビング空間が生まれています。
リビングだけではありません。エントランスから2階へのシークエンスの途中には、当初“フィールド”と呼んでいた住まいの余白スポットがあります。狭小住宅でありながらこのちょっとした余裕が心を自由に解放し、型のない行動を呼び起こします。これが、一見典型的な田の字プランに大きな変化を与え、いつまでもわくわくする住まいを実現していきます。
暮らしのイメージはシンプルに捉えながらも、間取りにおいては行動を揺さぶるようなアクセントをピリッと効かせて、素材にもしっかりとこだわった、オリジナルが溢れる住まいです。