この住宅は、家族みんなで楽しみながら、心を込めてつくった住まいです。
子どもたち自身が「どんな家に住みたいか」を絵に描いて見せてくれて、できるだけたくさんの”やりたいこと”が実現するように計画しました。
その結果、玄関から帰ってきたら階段上のホールにある“雲梯でひと遊び“できるような、たくさんのわくわくが詰まった家ができました!
リビングは、子どもの発想を刺激する大きな吹き抜けとなっており、たくさんの心地よい居場所が点在する場所です。
畳の上でごろごろできるだけでなく、火鉢を囲んでのんびりしたり、ブランコとハンモックでゆらゆらと楽しむこともできます。
寝室の壁はボルダリングウォールになっていて、家にいながらアスレチックも楽しめます。
子ども部屋、キッチン、LDはバルコニーを介して回遊することができ、お引渡しの時には既にかくれんぼ大会になっていました。
また、キッチンを中心にどこにいても家族の様子がわかる構成になっていると同時に、細かく配置した室内窓が更に、家族の気配を自然とつないでくれています。
工事の仕上げ段階では、家族みんなで塗装にもチャレンジしました。
子どもたちが自分の好きな色を選び、自分たちで塗装し、家づくりに参加しました。
あたまをつかって、体を動かして、楽しんでモノづくりをしながら、創る過程を存分に楽しみ、愛情、愛着のある心のこもった家づくりとなりました。