建売住宅の設計事例のご紹介です。
アーキブラストでは、設計施工一括工事だけではなく、狭小住宅のノウハウを活かし、設計のみでもお請けしています。
▼ルームツアー動画で、内部を公開中↓ぜひご覧ください。
閑静な住宅街にあるお土地に、建売住宅の設計をご依頼頂きました。
東京の建売住宅は、土地の値段の方がとても高いです。
その為、土地のポテンシャルを余すところなく引き出し、それを間取りに活かしつつ、無駄なく暮らしやすい家になるよう設計していくことが、土地の有効活用の意味で、とても大切になります。
その中で、不動産の売買担当者様と打合せをし、ポイントを抑えていきます。
大きな車も止められるよう、少し広めの駐車場にしたり、販売・転売の際に支障がないよう各部屋の畳数に気を付けながら設計をします。
可能な限り建蔽率や容積率を最大限に使って設計し、斜線で削られる部分には、デッドスペースが生まれないよう、上手な利用方法を模索し、間取りに反映してきます。
ここでは、外観をスッキリとメリハリのあるデザインとしました。
道路側に面した大きな窓が印象的で、FIX窓と並んで室内の様子を感じることができます。
狭小地での設計ノウハウを活かし、耐力壁になる場所と車のドアが重ならないように工夫したり、隣地との隙間もうまく活用することで、屋外空間も余すところなく計画します。
建売として、いろんな暮らし方に対応できるよう、ライフスタイルが違っても自由に利用方法を設定できるWIC兼書斎スペースを設けました。
この部屋と寝室との間を隔てる壁は、いつでも取り壊すことができ、住まい手によっては大きな主寝室として利用することもできる計画です。
採光と通気をとりながら、プライバシーを確保していく窓計画など、至る所にアーキブラストならではのアイデアを詰め込み、誰もが長く住み継いでいくことができる建売住宅となりました。