お施主様インタビュー#03

東京都渋谷区 E様邸
家族形態: 3人(夫婦+お子様)
建築費 : 1,600万円
敷地面積: 63.34㎡
延床面積: 110.96㎡(35.56坪)
規 模 : 木造2階建

住みたい地域に住みたい家を建てる。両立を叶えた住まいを手に入れるまで。

東京だし渋谷区だし、こんなもんだよねっていう諦めに近い感じ。でもいい意味で裏切られました。

浜田:まずはじめに、家を建てることになった経緯からお話を伺っていきたいと思うのですが。

E様:この辺に住みたかったので、とりあえず時間があるときに住宅情報サイトを調べるといったような日々をしばらく過ごしていました。そうしたら、ARCHIBLASTの建てる戸建ての情報を目にして。そのときの情報って、ちょうど今のお隣の家が建つときの情報だったんですよね。

浜田:お隣もわたしたちの建てた住宅で、ここより一足先に住宅を建てる計画が進んでいました。

E様:立地なり、建ったものなり、すごくいいなあと思って。こういう家をわたしたちも建てられたらなあと、願望が明確になったというか、ぐっと現実味が増したというか。先客がいるなら仕方ない。残念だけど、資料請求だけでもしておこうと。そのときは全てが初めてだったから。家づくりに対して、いろいろ知っておこうという気持ちでした。

浜田:お隣さんが建て終わって、次にこの土地に順番が回ってきて、そこで今度こそはということで、ご相談をいただきましたね。実際に土地を見て、初めはどう思いましたか?

E様:やっぱり「狭い」と思いました。

浜田:やっぱり思いましたか(笑)。

E様:でもがっかりしたというより、まあ東京だし渋谷区だし、こんなもんだよねっていう諦めに近い感じ。でもいい意味で裏切られましたね。

奥様:わたしはここ(笹塚周辺)が地元だから、この場所以外に家を建てるっていうイメージがあまりできなくて。諦めかけていた渋谷区に家を建てられるかもしれないっていう風に、むしろメリットに思いました。

E様:家を建てる前に、お隣さんにもお話を聞かせてもらったんですよ。カスタマイズとか難しいよって。じゃあ自分たちの「住みたい」を実現させるためには、注文住宅も考えなきゃいけないよねっていうところから意識し始めました。

浜田:金額をみてどうでしたか?

E様:ああこれなら大丈夫だ、とほっとしました。買いますんで、すぐにラフ(設計図)を描いてくださいって。待ち侘びていた部分がどどっと動き出すような感覚がありました。

今までマンションアパートに住んでいたので、日当りがいいとか、バルコニーが大きいとか、一戸建てならではのところはやっぱり重視したいというのはありましたね。

渡邉:そこから打合わせを重ねていくわけですが、最初と比べてプランも大分変わりましたね。たしか24帖くらいのリビングがあるプランを出したと思います。

奥様:わたしとしては、ヨガ教室をやれるスペースがほしいというのが条件でしたね。生徒さんを自宅に呼んで教えたいというのが以前からの夢だったので。

渡邉:明確でしたよね。ご主人はガレージが欲しいと言っていましたね。

E様:そうですね。あとは今までマンションアパートに住んでいたので、日当りがいいとか、バルコニーが大きいとか、一戸建てならではのところはやっぱり重視したいというのはありましたね。

奥様:わたしは大きなWICと大きな玄関。優先順位はわりとはっきりしていたのかな。

渡邉:初めに、とにかくやりたいことをリストアップしてもらいましたものね。

E様:その代わり床やサイディングなどの部分はほとんどイメージしていなかった(笑)。家づくりの大変さを実感した瞬間でした。

浜田:不安はありましたか?

奥様:不安は、シンプルにお金ですね。

E様:リストアップしたものを全て盛り込んだプランも出してもらいましたけど、その金額をみたとき、「あ、これは無理だ」って(笑)。でもそのおかげで金額感が掴めました。そこからは削る作業。

奥様:最初の見積りからトータルで600万円くらい削ったのかな?

渡邉:でもそうやってブラッシュアップされたおかげで、コンセプトも絞ることができてかなり見えてきたんじゃないですか。

浜田:実際に取り掛かってみて、困ったり悩んだりした部分はありますか?

E様:うーん。ないかも(笑)。自分のイメージ以上のものをいつも提案してくれていたので、むしろ助かりました。建ち始めると早いなっていうのは感じました。

奥様:職人の方もたくさん気を使っていただいて。本当にありがたかったです。

E様:あ、でも渡邉さんから「鉄骨階段見つかりました! 値段変わらないんで安心してください!」って連絡があったときは、本当にいい人だって思いました(笑)。

渡邉:階段に使用した鉄骨ですね。ちょうどよいものを見つけるのに中々苦労しまして。幾つか鉄骨屋さんに通ったりして、見つけたときはもう今すぐに伝えたいという気持ちでした。

E様:そうなんですね。

渡邉:あれがあるとないとじゃ大分家のイメージが変わると思うので。単純にかっこいいというのもそうですけれど、玄関の位置とか、明るさとか、いろいろ変わってきますよね。

奥様:たしかに1階から2階を見上げたりすると、ものすごい抜け感があります。両階につながりがあって、あまり隔たりを感じないつくりになっていますよね。2階建てなのに平屋に住んでいるみたいな。おかげで常に家族の存在感を感じられます。

後からでも追加できるような設計をしてもらっているので。そういうところもこの家の良い点です。

浜田:完成し、実際に住んでみて、お気に入りの場所などはどうですか?

E様:やっぱりガレージなんですが、ここ最近仕事が忙しくてあまり居れていない(笑)。

奥様:リビングのソファで寝ちゃったりね(笑)。その点、やっぱりリビングはお気に入りですよね。日中わたしがよくいるのもここです。窓が高いから空も気持ち良いし。

浜田:逆にこうしておけばよかったという点は?

E様:屋根裏の取り付けはちょっとやっておけばよかったなと思うことはあります。まあでもそれは、後からでも追加できるような設計をしてもらっているので。そういうところもこの家の良い点です。

奥様:バルコニーに取り付けた丸カンフックもタープをかけられるし、リビングの床暖房も冬場のコストパフォーマンスが思っていた以上にいいので、頼んでおいて良かったと思います。

渡邉:エアコンの風だと埃が舞って、お子様のいるおうちだと気にされる方が多いんですよ。

奥様:1階のガレージも玄関と繋がりがあって、雨の日とかはとても使いやすいんです。床がタタキなので、塗れたものを置いておくことができます。

E様:昔の日本家屋でいう勝手口と玄関みたいな使い方ができてとても便利ですね。

同僚が「1億くらいするんでしょ?」と。全然そんなことないよって本当の費用を言うと、もっと驚かれます。

浜田:それでは今度は周辺環境や生活の変化についてお伺いしたいと思います。家づくりって、どんなに良い家を建てても、地域や生活のことを考えないで成立するものではないと思っています。

奥様:まさにその通りですね。先ほども言いましたけど、笹塚はわたしの地元なんです。渋谷区にも関わらず、静かなんです。スーパー、保育園、おいしいゴハン屋さんもあります。

浜田:お友達など訪れた人はなんと言っていますか?

奥様:オシャレだねってみんな言ってくれます。まず渋谷区に一戸建てを建てるっていうのが驚かれます。

E様:同僚が「1億くらいするんでしょ」みたいな。全然そんなことないよって本当の費用を言うと、もっと驚かれます。

浜田:そういう意見はわたしたちも嬉しいですね。

渡邉:鉄骨階段探した甲斐がありましたね(笑)。

奥様:ルーフバルコニーも驚かれますよ。

渡邉:ふつうの考え方でいくと、部屋にすると思うんですよ。でもこの家のように、場合によっては部屋が多いよりこういう空間を設けたほうが開放感が実感できる場合があります。なんていうか、「実なる豊かさ」ってこういうことでもあると思っているんです。

奥様:風が抜けていくんですよね。日当たりもいいから、以前に比べて洗濯が楽しくて仕方がないんですよ。何気ない日常を楽しめるって、豊かさの証かも知れません。

浜田:今後はこの家でどう過ごしていくのか何か具体的なイメージはありますか?

E様:ぼくはガレージの充実に励まないとですね。

奥様:わたしはバルコニーにハーブ園をつくること。あと、庭に樹を植えることも考えています。

浜田:それでは最後に、今後家を立てる人にアドバイスをお願いします。

E様:いろいろARCHIBLASTの皆さんに支えてもらったから迷わずやれたんだけど、ぼくらは優先順位を明確にしました。だから「これだけはやりたい!」というのがあるなら、けっこう上手くいくんじゃないかな。

奥様:それが叶うなら、他は自然と優先順位をつけられると思います。あそこが文句なしだから、じゃあキッチンは標準的なグレードのものでいいねとか、すんなり決められました。例えば、最初はキッチンと一緒にパントリー棚も頼もうとしたんだけど思い通りのものが見つからなかった。なので、自分たちで探して買ってきて、組み立てて、オイル塗って、そうしたら思い通りのものになったし、大分安く済みました。そういう工夫を楽しむ気持ちも大事ですね。

E様:いろんな家の写真やデザインを見て、自分たちに合った形がどんなものか、話し合っておくことが大事だと思います。

HOUSE DATA


E様
家族形態: 3人(夫婦+お子様)
建築費 : 1,600万円
場 所 : 東京都渋谷区
敷地面積: 63.34㎡
延床面積: 110.96㎡(35.56坪)
用 途 : 専用住宅
規 模 : 木造2階建

         
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