こんにちは!東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所ARCHIBLAST(アーキブラスト)現場監督の吉野です!
前回の住宅設備お手入れまるわかり<キッチン編>に引き続き今回はお風呂のお手入れ方法をご紹介したいと思います!
お風呂は家の中でも最も汚れやすい場所と言えます。その理由として汚れの種類が豊富であることが言えると思います。
まず、お風呂に発生する汚れについて大きく3つ説明していきたいと思います。
お風呂に発生する汚れの種類
①水垢、湯垢
お風呂を掃除しないで放っておくと、水栓の金属部分が白くなったり、床がヌルヌルしてきたりします。これが水垢、湯垢になります。これは水道水に含まれるケイ酸が蓄積していくことで起きていきます。中性洗剤で基本的には落ちるのですが放置していると落ちづらくなっていくのでこまめな掃除が必要になります。
②石鹸カス
石鹸分や体の脂肪分と水道水のカルシウムが反応して発生する汚れになります。発生したばかりの汚れであれば中性洗剤で落ちますが、蓄積してしまった汚れに関してはクレンザーで落としていただけたらと思います。
③カビ
お風呂の汚れといえばカビだと思います。カビが生える条件としては温度(20℃~30℃)、湿度(70%以上)、養分(皮脂、埃等)の三つがあります。カビを生えにくくするには入浴後水でカビの養分を洗い流し室温、湿度を下げることが大事です。カビが生えてしまったらよく換気をした状態でカビ取り剤、防カビ剤をまき、水で綺麗に洗い流してください。
部位別お手入れ方法!
それでは、部位別にお手入れ方法をご紹介していきたいと思います!
※アーキブラスト標準仕様書UB参照
【壁・天井】
日常的には、入浴後熱いシャワーで洗い流した後、窓を開けたり、換気扇を回して湿気が溜まらないようにしていただけたらと思います!汚れがついてしまった場合は中性洗剤とスポンジで汚れを取ってあげましょう!
【浴槽】
日常的には中性洗剤で浴槽を洗って水で綺麗に流していただければ大丈夫です!週に一回程度浴槽内の排水口とフィルターを掃除してあげましょう!
【鏡・水洗】
お風呂のお手入れとして、最後に水滴をふき取った方が綺麗を保てるのですが、に日常的には鏡・水栓の金属部分だけでもやっていただくことを推奨します!両者とも汚れが溜まるとくすんで見えづらくなっていきます。日常的には入浴後水で綺麗に洗い流してからぶきすれば大丈夫です!それでも水垢なのでくすんでしまうことがあると思うのでクエン酸や重曹を使用して鏡を綺麗にしてあげてください!
【床】
日常的には中性洗剤とスポンジで綺麗に掃除していただけたらと思います!落ちづらい汚れ(石鹸カスなど)に関してはクレンザーなどを使用して落としていただきたいです。
【排水口】
排水口は主に排水カバー、ヘアキャッチャー、封水筒の三つ分解できます!まず、排水カバーを外し、ヘアキャッチャーに髪の毛などが溜まっていますので、それを捨てます。排水カバー、ヘアキャッチャー、封水筒それぞれ中性洗剤で綺麗にし、最後に排水口内を掃除して終了になります!汚れが一番溜まりやすい場所ですのでこまめな掃除を心掛けましょう!
最後に
以上がお風呂のお手入れになります!お風呂は一番汚れやすい場所ですので、こまめな掃除が必要になります。入浴後はシャワーで浴室内を洗い流し、換気をしっかりと行うことで汚れを予防できますので、日常的にやっていただけたらと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!