東京・都心での設計に特化したARCHIBLASTのこだわり
ARCHIBLASTは、東京都心での設計が得意な建築設計事務所です。
都心に点在する「狭小敷地」「変形敷地」「旗竿敷地」といった、比較的小さな土地や、不整形の敷地に対して、広々としたフルボリュームの建築を設計する豊富なノウハウを持っています。「狭小住宅を設計する事務所」はたくさんありますが、「狭小住宅設計が得意な事務所」は多くありません。そのコダワリの一部をご紹介致します。
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空間ボリューム
天空率を利用して最大限の空間活用にこだわる
狭小敷地に、ただの小さな住宅を建てるだけでは、「狭小住宅設計が得意」とは言えません。床面積は小さくても、広々とした空間を手に入れるため、ARCHIBLASTは敷地のポテンシャルを最大限に活かした設計を行います。
土地には、目に見えない様々な法規が適用されています。建築基準法で定められた「道路斜線制限」や「北側斜線制限」を始め、民法や地区計画など、その土地に設計する建物は、その高さ・形状の最大ボリュームが予め定められています。
一般的な狭小住宅は、そのルールの中で設計・建築されています。
これらの制限を緩和するテクニックの一つに、「天空率」を利用する方法があります。建物と空の比率である天空率を計算し、その結果を条件に適合させることで、制限の一部を緩和させることが可能です。その結果、「天空率を使った建物」と「天空率を使っていない建物」では、その床面積・建物形状の綺麗さに大きな違いが出ます。但し、天空率は、平成15年から施行された法規で、内容の難解さ・専用の解析ソフトを使用する必要があるため、多くの小規模な設計事務所や、一般的な工務店では採用されていないのが現状です。
ARCHIBLASTは、積極的に天空率を利用し、法規に適合する中で、最大限のボリュームを実現することにこだわった設計を行います。土地という大切な資産への可能性を追求します。
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デッドスペース
デッドスペースの有効活用にこだわる
狭小住宅の設計においては、いかにデッドスペースを有効活用するかが大きなポイントになります。空間利用率を最大限まで高め、普段使わない無駄なスペースを収納などに利用することによって生活空間をより有効に広げることができます。その例の一部をご紹介します。
1.小屋裏収納
小屋裏収納は、2階の屋根との間にできた空間を利用する収納です。小屋裏部分の床面積がすぐ下の階の床面積の1/2以下で、天井までの高さが1.4m以下である場合、建築基準法では小屋裏空間は階数・床面積に算入されません。そのため、建物のボリュームを最大限活用する上では欠かせないポイントになります。
2.壁面収納
どんな壁でも、その使い方を具体的に決めておけば有効な収納にすることが可能です。例えばCDやDVD、文庫本などの収納を壁面につくることで、空間利用率は飛躍的にアップします。
3.階段下空間
1階から2階へ上がる階段の下は、通常デッドスペースや小さな収納として用いられますが、それをトイレ空間として活用することも出来ます。え!?と思われるかもしれませんが、狭小住宅のノウハウの中では比較的メジャーなテクニックです。
4.吊り収納
最上階の階段上も、一部収納と使える場所があります。こんな小さな場所も見逃さない工夫が空間利用率を上げ、広々とした空間を作っていくのです。
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デザイン
デザインにこだわる
ただただ土地にボリュームを詰め込むだけでは、本当に快適な空間を設計することは出来ません。法規・技術に精通してボリュームを確保しつつ、設計デザインにこだわるからこそ、自信を持って「狭小住宅が得意」と言えるのです。その空間利用の一例をご紹介します。
1.吹き抜け
光と風を採り込み、住まいの開放感と快適性を高める「吹き抜け空間」は、狭小住宅で難しい横方向の広がりに、縦方向の広がりを与えることで、「たっぷりの開放感」と「すまいの繋がり」をつくることが出来ます。階ごとに区切られた空間だけでなく、家族の気配を感じる家など、さまざまな効果が期待できる設計手法です。
2.勾配天井
「勾配天井」建物の屋根に添って傾斜をもった天井のことです。勾配天井を用いることにより、吹き抜けと同じく開放的な空間づくりに重要な要素です。
3.ルーフバルコニー
ルーフバルコニーは、屋上空間に設けるちょっとした居場所です。物干し等の家事スペースや、バーベキュースペースとすることで、生活のバリエーションがぐっと広がります。まとまったサイズの外部空間を作ることが難しい狭小地でも、都心に家族だけの庭空間を持つことができます。
4.ロフト
小屋裏収納と同じく、勾配屋根と天井の間にある空間を利用する手法です。
勾配天井とセットで用いることで、天井の高い開放的な空間と、それに付随する小さな場所をつくります。住宅の中に、いろんな居場所を作れます。
5.天窓
天窓を設けることで、お部屋を明るく保つことができます。特に狭小敷地で設計を行う場合、隣地ぎりぎりまで建物が建っていることも多く、建物側面からの有効な採光が見込めない場合に特に効果を発揮します。天井高の高い空間によく似合う開口です。
部屋の広さは、平面図・間取り図で見てわかるような「○○畳」よりも、開放感や居場所の多様さが大事な要素になります。これらは、住まう人の感覚によって広さの印象が変わるためです。勾配天井や吹き抜けによって生まれる、天井の高い開放的な空間は、住まう人の意識をタテ・ヨコだけでなく高さにも向けるため、空気・気積の大きさが開放感と快適さを与えます。また、居場所の多様さは、「○LDK」のような均質的な間取りにアクセントと彩りを与え、小さな住宅の中に奥行き感を与えます。
これらを複合的にデザインすることが、狭小設計では不可欠になると共に、提案に大きく差がつくポイントになるのです。
ARCHIBLASTには、確かな経験に基づいた、居住空間を可能な限り確保するためのノウハウがあります。ご希望の住宅を実現させるため、お気軽にご相談くださいませ。