閑静な住宅街に佇む
【仕様】
お施主様のご要望で外観・内装共に木目とグレーの素材が多く使われており、非常に落ち着いた雰囲気の住まいとなった。
加えて、LDKにはkitchenhouseのキッチン・カウンター・テーブルが採用されたことで統一感と高級感が感じられる。
キッチンとダイニングの壁面にはマグネット式のパネルを貼ったことにより、今後の生活スタイルに合わせて自由に取り外しが出来る小物の設置が楽しみである。
クロスは白が基調とされていることも重なり、アクセント的に木目とグレーが映えつつ、明るい住まいが出来上がった。
【設計】
1階の床を下げない前提で2種高度斜線の制限ギリギリを狙った計画としたことで、床面積と天井高を最大限まで確保しながらロフトの設置までを行なった。
斜線制限が厳しく構造的に不利な要因が多いながらも、耐震等級2を難無く取得。
3階北側の勾配天井は、使いにくさや圧迫感を感じさせることが無いよう、最低位置においても1,900mm程度の高さを確保する作りとした。
【工事】
本物件は、公道から本地まで最小幅員が1,350mm程度の私道が20m弱続いていた為、工事は決してやり易い立地条件とは言えなかった。
しかしながら、ご近隣様への丁寧な対応や工事協力業者への細かな指示など、現場監督の尽力により大きな問題を起こすことなくスムーズに工事を進めることが出来た。
結果、ウッドショックの渦中であるにも関わらず、当初の予定より2週間前倒したお引渡しを実現させた。