こんにちは!東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所ARCHIBLAST(アーキブラスト)営業担当の望月です!
マイホームのご計画を始め、インスタやピンタレストでこういう風にしたいなぁなんて色々調べられている方も多いのでは?と思います。
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こういう風にしたいなぁ。を実現する為には、まず土地(※借地含む)を所有する必要があります。
今回は、狭小地ならではの土地探し超超超重要ポイント5のご紹介です。
超超超重要ポイントの前に、これだけは前提で抑えて頂きたい事もお伝え致しますので、順々にご覧頂けたらと思います。
前提①:資金計画は出来ているか。
ポイント:不動産、住宅メーカー、と関係のない第三者の方にご計画を依頼される事をおすすめします。
心配事の大半はお金の計画が大丈夫かどうかではないでしょうか?
極論お金の心配が解消されていれば、ある程度自由に計画が出来ると思います。
反対にお金(予算)という制約があるからこそ、予算内で工夫する事が生まれ、より一層楽しい家づくりが出来るものと思っています。
資金計画で大切な事は、
・普段の生活でかかる費用を把握しているか。
・将来に向け発生するであろう費用がある事を知っているか。
・今回マイホームを購入する際にかかる費用を把握しているか。
・仮に想定外の費用が発生したとした際に対応出来る貯金はあるか。
・貯金で対応した際に、不安にならないか。
以上がクリアになれば、楽しい家づくり計画の始まりです。
前提②:不動産の取引相場の把握
ポイント:賃貸市場、売買市場、税務にも精通している方へご相談下さい。(信頼のおける担当者をご紹介させて頂く事も可能です。)
将来に向け「売却する」もしくは「賃貸で貸す」となった際に、住宅ローンの支払い金額以上(出来れば固定資産税、都市計画税等の税金も考慮した上で)の金額で売る事が出来そうか。貸す事が出来そうか。最低限これぐらいはリサーチしておきましょう。
前提③:決断力
ポイント:100点満点の土地はないと割り切る事。
良いと思ったお土地に巡りあった際に、「この土地にします。」と言い切れるか。
80点の土地を目指しましょう。100点満点の土地はありません。
80点の土地であれば、我々ARCHIBLASTが設計提案で90点に引き上げます!
残りの10点はお施主様自身で創意工夫して100点に近づけてみましょう!
以上前提のクリアは大丈夫でしょうか?
それでは前提をクリアした方は、以下超重要ポイントをご参考ください。
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超重要ポイント③:土地と方位の関係
高度斜線は、北側の隣地の境界線からかかってくる斜線ですが、道路斜線のように天空率を使い、斜線を交わす事は出来ないルールになっています。
より広い床面積の確保を行い為には、北側の方位と隣地境界線の位置がとても重要になります。
斜線に関しては、詳しくはこちらのコラムをご覧ください!「プランニングの下準備」
限られた土地の中でも出来るだけ床面積を取りたい・・・
1階の陽当たりはどうしても望めない場合が多いので、出来るだけ床面積を取りたい
方位に関しては、隣地境界線から出来るだけ高度斜線がかかりにくい方位である方が、土地の中での床面積を確保するという意味でポテンシャルは高くなります。
北側に接道しているお土地であれば高度斜線は、反対側の道路境界線からになり、道路幅分得をしますので、建物が3階まで建ちやすくなります。
一方南側に接道しているお土地の場合、北側の隣地から高度斜線がかかってくる為、上階においては北側にお部屋を取る事が難しいケースが発生し得ます。
接道が2面ある道路=即ち角地の場合は、どちらからも道路斜線がかかってきて、天空率を使っても難しい場合がありますので、床面積だけを考えてみれば、角地は必ずしも良いとは言えませんが、角地の場合は、北東角地、北西角地がおすすめです。
ちなみに私が土地を購入する際は、金額を無視したら絶対に北東角地を購入します。
北向きは日本では敬遠されがちですが、北側の光はとても綺麗で、東京のような温暖地域では北向きisベストだと思っています。
南向きだと直射が暑い、眩しい、家具が焼けるなど、それなりにデメリットもあると考えます。
斜線に関しては、「【狭小住宅のつくり方間取り編#2】斜線をかわす工夫」
こちらでも分かりやすく解説していますので、是非ご覧ください。
超重要ポイント④:用途地域
自分たちが暮らしていくイメージの中で、自分たちの暮らしにその地域の雰囲気(=用途地域)が、合っているのか。
例えば第一種低層地域の場合、基本的に3階建てが建てられません。
第一種低層地域の場合、第一種高度地区がかかっている事が多いのですが、商業地域・近隣商業地域・工業地域の場合は、第三種高度がかかっている場合があります。
第三種高度の場合は、10mの高さまで斜線の影響を受けずに建てる事が出来ます。
一方で周りの建物も10mの高さまで斜線の影響を受けずに建っている為、2階であっても陽当たりが望めないというデメリットもあります。
利便性が高く、駅近という立地において、用途地域は商業地域や近隣商業地域、高度地区は第三種高度になっている場合が多いです。
駅近を求める=第三種高度になっている。
その時点で諦める間取りが出てくる可能性があるという事に繋がります。
その他の確認事項
その他最低限、以下は確認しておきましょう。
★建蔽率、容積率の確認
→不動産の販売図面に記載があります。
★ハザードマップの確認
→区役所のHPから閲覧可能です。
★周辺施設の確認(学校、スーパー、病院、公園、カフェ、郵便局、ポスト、ゴミ置き場)
→周辺を散歩してみてください。
これから土地探しをスタートする方へ少しでも参考になれば嬉しく思います!
動画でも解説していますので、動画もご視聴頂き、高評価と、チャンネル登録を宜しくお願いします!
ARCHIBLAST(アーキブラスト)は、東京・都心ならではの狭小地にローコストでデザイン注文住宅を設計・施工する建築設計事務所です。
狭小地でも広く感じられる住まいを建てたいとお考えの方は、ぜひご相談ください。